事務所の責任

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いい資料を項いたわ」と素直に聞いてくれる。 内緒の話 ある日、会に提出する書類もあり、へルパ 仕事の帰り会の事務所に立寄り、事務所の責任者と話をしているとデンワ。へルパ!依頼のデンワの様で、デンワの受け答えの様子から 老夫婦 2人のお世話のことで話している様だ。 話をそこそこ聞いていた私も大体のことは分ったが、デンワが済み責任者が話す。 老夫婦、娘夫婦(子供 2人)と同居で既に父親は寝たきりで、うちの会のへルパ が入っ  ているが、今度は軽い痴呆のある母親が風邪で 1週間程寝ていたら、起きられなくなり、母親のためのへルパーもお願いしたいとのこと。母親が起きられなくなり、未だ 1週間程しか経っていないので、デンワを受けた責任者が 「寝込まれて未だ 1週間程でしたら、へルパ が行って、歩行や自分のことはなるべく自分で遺るように訓練すれば、自立出来るようになると思いますよ」と言うと、娘さん「そんなことはやってもらわなくていいんです。自立されて動き回られるより、寝たきりの母親の面倒を看てほしい」と言われたそうだ。 いつもは事務所にl3人位事務処理をしている者が居るのだが、今日は幸い責任者と私と 2人だけ。 2人で、「娘さんの気持は良く分るわよね。老人、病人を寝たきりにさせないで自立出来るようにとへルパ は教育を受けるけれど、惚けた老人が歩き回ってどこへ行くか、何をするか油断出来なくていつも気に掛けていなくてはならないより、ベッドに寝たきりになって、おむつ交換や食事の世話の方がまだいいわよね。
ベッドで寝ているという安心感があるものね」 「でも娘さんだからこんなこと言えるけど、お嫁さんが言ったら大変よ。娘は思ったことが言えていいわね」 私も男が痴呆で家の周りだけでなく自転車で出掛ける、時にはタクシーで。いつも男の動きが気になって、一時も目が離せなかったので娘さんの気持はよく分る。経験の無い人はこ  データ 田村光男さん男性 の話を聞いたら何とひどいと言うだろうけど。 実際この市内でも平成ロ年春から痴呆の老女が行方不明になっていて、尋ね人の張り紙が年近くもあちこちに貼つであった、が、とうとう行方不明。その家では娘夫婦が同居して 面倒を看ていたので、身内からもそんなに非難はされないだろうが、これが嫁が面倒看ていてこんなことになったら、どんな騒動になるのだろう。 訪問へルパ!の仕事をやるようになって 1年6ヶ月、その聞に親子二世幣住宅の介護も数軒受持ったが腹立たしく思える出来事も度々ある。 脳梗塞で倒れ左半身不随要介護度4 〈介護・{丞事複合型〉 ー階が光男さん夫婦、 2階に幼代の息子さん夫婦(奥さんは専業主婦)、中学 生と高校生の男の子 2人。 光男さん自身ではベッドで起き上がることも座ることも体位を変えることも出来ず、食事 の時車イスで食堂へ行き、 1時間程度車イスに掛けている以外はベッド上での生活。 身長 180叩程あり、車イス ベッドと移す時、へルバ が抱きかかえての作業に合せて、光男さんが少しでも体を動かすことが出来れば楽なのだが、ぐったりとされたままなので、移動作業は大変なものがある。
参考:介護職員初任者研修 口コミ